Touch a tree
今日の札幌はとても天気が良くて、
大学構内の雰囲気は
こんな感じで最高でした。
天気が良いってだけで俄然やる気(何に対してかはわからない)が出るのは私だけじゃないはず。
そんな中、今日はオーストラリアからの交換留学生Amelieのスマートフォンを修理してもらうべく、駅近の電器屋さんに行って参りました。
彼女は去年の9月から日本に留学していて、
同じ授業を取ったり
互いにライティングの添削をしたり
一緒に旅行したり
と、かなり仲の良いお友達なのですが、
彼女はとにかく「会うたび何かに気づかせてくれる女の子」です。
Amelieは一言で言うと
「超うるとらすーぱー森ガール」
どれくらい森ガールかと言うと
1. 山を見ればとりあえず登る
春にまだ雪が残っていて足元状態が最悪の山をヒールで登らされた時は死ぬかと思いました。生きてますが。笑
2. 将来の夢は生態学者
とにかく彼女は将来の夢がはっきりしていて、会う度に「私は生態学者だからね!」と自分がいかに自然を愛し、これからどうやってそれらを守っていきたいかを語ってくれます。
Risako!!
You know that earthwarms are the most lovely creature in the world!?Don't hate them!!!!!!
(りさこ!
ミミズほどこの世で素敵な生物はいないんだよ!?嫌わないであげて!!!)
私がミミズが大の苦手だと言う話をしたときには、どれだけ彼らが地球にとって大切な存在かをしっかりと語ってくれました
(まだ全然苦手ですがイメージは少し良くなった…かも?笑)
3. デパートや人がたくさんいる場所が怖い
これが一番びっくりしました。
彼女は基本的に天気が良ければいつも
Risako‼︎
It's so spring!!
Let's go outside!!! PICNIC yay yay yay!!!
(りさこ!
超良い天気だよ!!!!!
外行こうピクニックしよ〜〜〜!!!)
笑
そんなAmelieは逆に
デパートや電器屋さんのように
人工的な音に溢れていたり、人で混み合っているような空間が大の苦手だそうで
本人いわく「息ができなくなる」んだとか。
だから今回スマートフォンを修理しに行く時もなんだか終始元気がありませんでした (お店を出て日の光を浴びた瞬間元気になっていましたが。笑)
そんなうるとらすーぱー森ガールなAmelieちゃん。
今日はオーストラリアで一部の人に信じられているジンクスについて教えてくれました。
電器屋さんの帰り道、
2人で自転車を漕ぎながら話していると
私「あと5年後、2人ともどこにいるんだろうね〜」
A「まだまだ私たちの人生は長いからね!!なんでもできるよ!!………!」
その言葉を言った瞬間、
Amelieが何かをつぶやきながら自転車を止めて
近くに咲いていた黄色い花に触れました
「え、なんて?」
私が聞き返すと
「…Touch a treeって言ったの。」
Amelieの説明によると
"自分が何か望みを口にした時、その瞬間に何か植物に触れないとその望みが叶わなくなってしまう"
というジンクスを子どもの頃から信じているそうで
いつもは木製のアクセサリーやチャームを身につけているけど、
今日は忘れてしまったから近くに咲いていた花に触れたんだとか。
彼女はその後、ちょっと照れながら、
オーストラリアでも信じてる人とそうじゃない人がいるけど私は何か気持ち悪いから毎回やっちゃうんだ〜
みたいなニュアンスのことを言ってました。
ふむ。
日本で言う所の
"黒猫が目の前を横切ったら3歩下がらないと不吉" みたいなものか。
小さい頃自分がそのジンクスを信じて毎回黒猫を見るたび律儀に3歩後ずさりしていたことを思い出しました。笑
(地域差はあると思うけど)
ジンクスとかおまじないとかって
みなさんなんとなーく信じちゃうものだと思うんですけど
世界中には本当に色んな種類のものがあるんだなーと
きっと想像もつかないほど突拍子も無いものもあるんだろうなと
少し調べてみたくなりました。
まあ流石は森ガール。
信じるジンクスも自然のパワーに関係するものなんですね。
彼女のまっすぐで、ぶれない性格は毎回尊敬するものがあるし、自分も見習いたいなと思わせてくれます。
こんなに外で日光を浴びながらランチを食べたり、おしゃべりしたり、散歩したりして過ごすのが好きになったのもAmelieと出会ってからじゃないかなー。
そんな彼女は今日、
先週誕生日であった私のためにプレゼントを用意してくれていました。
手作りのメッセージカードと
お友達のアーティストさんのCD。
いや、素敵かよ。笑
時差はないけど北半球と南半球で生まれた私たちが偶然出会って、こんなに仲良くなれるだなんて。
人との出会いって本当は偶然なんかじゃないのかなー
なーんて、ふとそんなことを考えながら貰ったCDを聴くのでした。
以上!